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売上高は2・7%減の47億4900万円 エストラスト中間期


週刊経済2024年10月23日発行号

経常は1億9900万円で黒字転換

東証スタンダード、福証上場で、不動産分譲、管理を手掛ける㈱エストラスト(山口県下関市竹崎町、藤田尚久社長)の2025年2月期連結中間決算は、売上高が前年同期比2・8%減の47億4900万円、経常利益が1億9900万円(前年同期は経常損失1億2700万円)だった。
主力の不動産分譲事業で、分譲マンションが91戸(前年同期比41戸増)、山口県内で展開する分譲戸建ては33戸(同8戸減)の引き渡しとなったものの、不動産の売却等があり、全体では減収となった。利益面では、広告宣伝費や給与手当などの販管費が減少し2期ぶりに黒字化した。営業利益は1億7100万円(前年同期は営業損失4600万円)、上半期純利益は1億2200万円(前年同期は上半期純損失1億300万円)。通期予想に修正はなく、売上高が前期比8・6%増の196億円、営業利益が49・0%増の17億円、経常利益が47・7%増の16億円、当期純利益が37・2%増の10億円を見込んでいる。
同社は1999年1月設立。資本金7億3603万円。2005年3月に福岡支店(福岡市博多区博多駅前4丁目)を開設。17年2月にTOB(株式公開買い付け)で西部瓦斯㈱の連結子会社となった。