NEWS

売上高は15・9%減の110億8700万円 イフジ産業中間期


週刊経済2024年11月20日発行号

仕入れ価格低下で大幅増益

業務用液卵メーカーのイフジ産業㈱(粕屋郡粕屋町戸原東2丁目、藤井宗徳社長)の2025年3月期中間連結決算は、売上高が前年比15・9%減の110億8700万円、経常利益は同22・9%増の15億3400万円となった。
鶏卵相場の低下で、連動する販売単価も大幅に低下したことにより減収となったが、液卵関連事業において原料仕入価格が低下したことなどから、営業利益は同24・9%増の15億2300万円と、経常利益ともに中間連結会計期間において7期連続の増益。当該期間として最高益を更新した。また、純利益は同0・8%増の10億3500万円で2期連続の増益。こちらも当該期間としては最高益となった。
通期は、売上高が0・6%増の246億5100万円、経常利益が同41・6%増の25億6200万円、営業利益が同45・5%増の25億6800万円、当期純利益が同7・8%増の17億2200万円を見込んでいる。