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売上高は1・3%減の294億4000万円 梅の花グループ4月期
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週刊経済2025年6月25日発行号
原材料費、光熱費高騰などで減益
飲食事業などの㈱梅の花グループ(久留米市天神町、鬼塚崇裕社長)の2025年4月期連結決算は、売上高が前期比1・3%減の294億4000万円、経常利益が同47・4%減の3億8800万円で減収減益だった。
主力の外食事業で季節の食材を使用した懐石などのメニューやテイクアウト商品の販売、忘新年会需要や創業祭などのイベントが好調だったが、台風など天候の影響による臨時休業、店舗閉店などが起因し減収。損益面では、コメをはじめとする原材料費、包装資材や水道光熱費、物流コストの高騰などが減益につながった。営業利益は前期比32・8%減の5億5000万円、減損損失と閉店損失引当繰入金額を特別損失に計上し、当期純損失は3億8300万円(前期は当期純利益10億2000万円)だった。
26年4月期は、売上高が0・9%増の297億1300万円、経常利益が38・4%増の5億3800万円、営業利益が41・4%増の7億7800万円、当期純利益が4億8500万円を予想している。