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売上高は1・2%減の142億9600万円 西部電機中間期
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週刊経済2024年11月27日発行号
原材料費高騰で減益
搬送機器、精密機器などの製造を手掛ける西部電機㈱(古賀市駅東3丁目、税所幸一社長)の2025年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比1・2%減の142億9600万円、経常利益が同38・9%減の6億8400万円の減収減益だった。
半導体市場や電気自動車関連、スマートフォン関連市場での需要増でワイヤ放電機器などの製品の販売が伸長したものの、前年同期に受注した大型案件の反動で減収。利益面では、原材料、資源価格の高騰が減益につながった。営業利益は前年同期比40・6%減の6億4900万円、上半期純利益は同40・2%減の4億5200万円だった。
通期では原材料、資源価格の高騰に伴う価格転嫁を進めており、売上高は前期比4・1%増の332億5000万円、経常利益は同6・7%増の30億7000万円、営業利益は同6%増の29億5000万円、当期純利益は同5・2%増の20億8000万円を予想している。