売上高は０・７％減の１０７億７９００万円　ＲＫＢ毎日ＨＤ中間決算

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週刊経済2024年11月27日発行号

システム部門は伸長

　㈱ＲＫＢ毎日ホールディングス（福岡市早良区百道浜２丁目、佐藤泉社長）の２０２５年３月期中間連結決算は、売上高が前期比０・７％減の１０７億７９００万円、経常利益が同３１・３％減の３億３２００万円の減収減益となった。

　ＤＸ・ＩＴ化の需要が堅調な中、医療機関へのシステム導入支援、小売りチェーン店へのＩＴ機器・ソフトウェア販売などが伸びたシステム関連の事業収入が同５・７％増と伸びた一方で、主力の放送事業がテレビのタイム収入減（５・９％減）などが響き全体としてやや減収。また利益面も営業損失を計上した放送事業や新規事業のサーモン陸上養殖における建設関連費用が発生したことなどで、営業利益は４２・１％減の２億１９００万円、純利益は２９・３％減の１億８３００万円でともに減益となった。

　通期は売上高が２３５億円（１・５％減）、経常利益が９億６５００万円（３３・７％減）の減収減益を見込んでいる。