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売上高は0・6%増の155億8900万円 福岡放送
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週刊経済2025年6月18日発行号
売上伸長も利益は縮小
放送業の㈱福岡放送(福岡市中央区清川2丁目、廣瀨健一社長)の2025年3月期決算は、売上高が前期比0・6%増の155億8900万円、経常利益が1・8%減の21億4300万円で増収減益だった。
売り上げ面では、放送事業収入が前期を若干上回ったほか、運営する「アンパンマンこどもミュージアム」の来場者数が過去最高を記録するなど、堅調な推移を見せた。一方で、催物事業においては前期に開催した「鈴木敏夫とジブリ展」など大型催事の反動減により落ち込みが見られたが、全体では増収を達成した。利益面では、各種費用が前期を上回り、結果として減益となった。当期純利益は4・0%減の14億6000万円となり、4期連続の増収、3期連続の減益となった。