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売上高は過去最高の429億円 スターフライヤー25年3月期


週刊経済2025年5月21日発行号

2期連続増収増益

㈱スターフライヤー(北九州市小倉南区空港北町、町田修社長)の2025年3月期決算は、売上高が前期比7・2%増の429億円となり、過去最高を更新。経常利益は同82・3%増の19億3300万円で、2期連続の増収増益となった。

旅客数の増加や単価上昇を目的としたイールドコントロールが奏功し、売上高の増加につながった。利益面では、円安による航空機材費の上昇や人件費、空港使用料が増加したものの、整備費が前年度より減少したことなどが寄与した。結果、営業利益は12億3000万円(前期9000万円)、当期純利益は同110・8%増の19億2300万円となった。

今期は売上高が5・8%増の454億1000万円、経常利益が10・7%増の21億4000万円と増収増益を見込む。一方で、円安や人件費上昇によるコスト増を見込んで当期純利益は8・5%減の17億6000万円を予想。