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売上高は微減の1061億7000万円 ミスターマックス 地デジ放送移行の反動が継続
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大手ディスカウントストア・株式会社ミスターマックス(福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)の2013年3月期決算は、売上高が前年同期比0・8%減の1061億7000万円、経常利益は39・3%減の2億3800万円で減収減益だった。
種類、PB商品が好調だった食品部門や医薬品の取扱店舗を拡大したHBC(ヘルス&ビューティーケア=洗剤、化粧品、医薬品など)部門、服飾雑貨や機能性肌着が好調だったアパレル部門は売り上げを伸ばしたが、地上デジタル放送移行によるテレビやレコーダーの特需の反動が継続して家電部門が大きく売り上げを落としたことから減収となった。収益面では減収に加え、利益率が低い食品関連の売上高構成比が伸びたことなどから売上総利益率が低下し減益だった。
地域別の売上高(構成比)は、九州ブロックが3・1%減の566億3600万円(55・6%)、中国ブロックが4・1%減の160億9800万円(15・8%)、関東ブロックが6・0%増の285億9200万円(28・1%)、その他(インターネット販売など)が62・2%増の4億9800万円(0・5%)だった。
今期は、小倉北店(北九州市、7月オープン予定)、福山店(仮称、広島県福山市、9月オープン予定)、南大分店(同、大分市、9月オープン予定)、美野島店(同、福岡市、12月オープン予定)の新規出店を計画しており、売上高が1110億3000万円、経常利益が10億円の増収増益を見込んでいる。