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士業と一般市民結ぶポータルサイト開設  福岡経営マインズ    福岡県内に特化


 09年9月に創業した福岡経営マインズ(福岡市中央区白金1丁目、永江将軍丈代表)は11月30日、弁護士や税理士、社会保険労務士など13種の士業やコンサルティング業と一般市民をマッチングさせるインターネット上のポータルサイト「サムライ13」を開設した。
 永江代表は97年からボランティア団体でリーガルサービスの認知・普及活動に携わっており、一般市民や中小企業経営者と士業の双方から相談を受ける中、両者をマッチングできる場の必要性を痛感し、起業した。同サイトが弁護士、司法書士、弁理士、税理士、会計士、社会保険労務士、行政書士、土地家屋調査士、不動産鑑定士、中小企業診断士、コンサルタント、コーチ、ファイナンシャルプランナーの13業種。同様のサイトで福岡県内に特化したのは初めてといい、特化することで士業側も市民側も利用しやすくした。登録した士業の代表を動画で紹介し、「写真やプロフィールを見ただけでは分かりにくい人柄までも伝えられる」(永江代表)のが特徴。市民側のサイト利用は完全無料で、士業側は初期費用3万1500円、掲載料が月額1万500円でプロフィールページ、ブログ、インタビュー動画を利用・掲載可能。業種ごとに別途成果報酬も生じる。同サイトには12月22日現在、32人の士業従事者が登録。1業種10人の登録を想定しており、1年以内に130人登録、月間10万ページビューを目指す。
 永江代表は佐賀県唐津市出身。1976年5月27日生まれの33歳。久留米大学法学部法律学科卒。弁護士を目指し、在学中を含め8年間勉強・受験するも28歳で断念。その後、通販会社のジャパネットたかたやリサイクル会社の日本リソースに勤務。その傍ら、97年から現NPO法人市民が作る司法会議福岡に携わり、現在はその理事を務める。趣味はパソコンと異業種交流会巡りで、自身でも「晩飯会」を主宰。