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基山町と災害時のドローン協力協定 ダイワ


JAPAN47と連携して

ビケ足場メンテナンスリースの㈱ダイワ(福岡市城南区東油山4丁目、田中克典社長)は5月15日、佐賀県基山町(松田一也町長)と「災害時における無人航空機による協力に関する協定書」を締結した。
同社は昨年8月、基山町小倉にドローンスクールを開校しており、基山町で台風や豪雨、震災といった大規模災害が発生した際に被災状況の情報収集を通して、在籍する8人の操縦士を駆使し調査に協力するもの。光学30倍ズーム機能が備わった「マトリス210RTK」や赤外線センサー、土量計測機能を用いた動画撮影によって捜索活動や復旧活動へつながる情報を提供する。また、同社は建設業向けにドローン事業を展開している一般社団法人災害対策建設協会JAPAN47と提携しており、災害が多発した際には同協会または同法人に応援要請し最大20機体制で対応する。田中利雄会長は「基山町が安心安全になるように最優先の協力体制で臨んでいく」と話している。
同社は1978年6月創業。90年2月設立。資本金は5000万円。売上高42億円(2018年7月期)。従業員数は160名セールス・エンジニア300人。

2019年5月28日発行