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地域活性化ファンドで樹蘭に投資 筑邦銀行 農業6次産業化を支援
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筑邦銀行(久留米市諏訪野町、佐藤清一郎頭取)は9月5日、地域経済の活性化を目的としたファンドで、農業の生産から販売まで一貫して取り組む株式会社樹蘭(じゅらん、久留米市田主丸町、中野克彦社長)に1000万円の投資を実施した。
今年1月に組成した総額約30億円の「ちくぎん地域活性化ファンド」が実施したもので、4月に1号案件として2000万円投資したバイオ関連事業の株式会社ボナック(久留米市、林宏剛社長)に続く2号案件。樹蘭は田主丸町で特産物のぶどう農園やカフェを運営しており、8月23日には同町に農産物直売加工所とレストランをオープン。農業の6次産業化と同町の特産品を使った地域振興に取り組んでいる。同行では「今後も、バイオ、医療、介護、アグリ事業など地域の特性を活かした事業のほか、再生可能エネルギーなどの成長分野への新規参入、後継者不足による事業承継などに取組む企業などに融資や出資していく」と話している。