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地域の子どもたち支援に法人向け定期預金 西日本シティ銀行
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週刊経済2024年11月6日発行号
創立以来初の法人向け定期預金商品
㈱西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前1丁目、村上英之頭取)は11月1日、創立以来初となる法人(個人事業主含む)向けの定期預金商品として寄付型の「NCBつなぐココロ定期預金」の取り扱いを開始した。
これは、地場事業者の地域の子どもたちを支援したいという思いをつなげるため、創立20周年を機に取り扱いを開始したもの。同商品は法人客から預かった預金総額の一定割合を一般社団法人福岡県フードバンク協議会や地方公共団体など同行営業店が所在する各県の子ども支援団体に寄付し、地域の子どもたちの豊かな生活づくりを支援する仕組み。利用した地場事業者は同商品を通じて社会貢献活動に参加できるほか、同行が企業名称などを同行ホームページや博多駅前で現在工事中の同行新本店ビルの防音壁などに掲出するため、自社のブランド価値の向上にもつながるという。
同商品の募集総額は1千億円で、取扱期間は11月1日から募集総額に達するまで。対象は福岡、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、 山口、広島、岡山県の法人、個人事業主の顧客。預入期間は1年で満期時は同商品で自動継続される。預入金額は100万円以上で、預入額が1千万円未満の場合はスーパー定期預金、1千万円以上の場合は大口定期預金の預け入れ日の店頭表示の利率を約定利率として満期日まで適用する。自動継続後の適用利率は、自動継続時の店頭表示の利率が約定利率となる。