地下鉄空港線・箱崎線に新型車両　福岡市交通局

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週刊経済2024年11月27日発行号

１１月２９日運行開始

　福岡市交通局は１１月２９日、地下鉄空港線・箱崎線に２７年ぶりとなる新型車両４０００系（６両編成）を導入し、運行を開始する。

　一番列車の発車は地下鉄空港線の姪浜駅３番ホームから、午後３時に実施予定。地下鉄開業以来使用してきた１０００Ｎ系車両の置換として新造したもので、アルミ製の車体にこれまでの車両を継承したブルーのラインが引かれている。車内はガラスを多く使用し、明るく広がりのある空間に仕上げた。また、扉間の座席数は６席にしたことで、１人あたりの座席幅が広いゆとりあるシートレイアウトになった。また、既存車両と比較して電力使用量が約２０％低減される新型モーター「同期リラクタンスモーター」を採用するなど、最先端の省エネ性能を備える。今年度の導入数は３本で、２７年までに１８本製造される計画。