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国際会議開催件数が4年連続で国内2位  福岡市経済観光文化局など    福岡市内の開催件数は増加傾向


 福岡市経済観光文化局などは昨年12月18日、2012年度の国際会議開催件数全国2337件のうち、福岡市が252件と4年連続で全国第2位との結果を発表した。
 福岡市は、全国で開催される国際会議件数のうち約1割を占めており、東京を除く主要都市では3位の京都市196件を押さえ、4年連続でトップを維持し続けている。また、福岡市内の国際会議の開催件数が増加し続けており、交通利便性や駅、港、空港と中心部との移動がスムーズであること、コンベンションゾーンや宿泊施設が充実するなど、国際会議の開催条件が整っていることに加え、九大を中心に医学系の学会開催が多いことなどが増加要因とされている。
 福岡市は昨年6月、グローバルMICE戦略都市に選定されており、産学官民でつくる福岡地域戦略会議を中心に「MICE」を軸にした誘致戦略がスタートしているほか、受け皿となる新たなコンベンション施設の計画も進んでいる。
 今後、福岡市で開催される主なコンベンションは、14年1月に大規模な誘客が期待できる「福岡モーターショー」などのほか、5月15日に「日本消化器内視鏡学会総会」(参加者見込み5000人)、同月21日「日本神経学会学術大会」(同5000人)、7月17日「日本臨床腫瘍学会学術集会」(同6000人)などの大型学術会議が予定されている。