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国道385号三橋大川バイパスが全線開通  福岡県    柳川市東蒲池-大川市下木佐木間1・54キロ開通で


 福岡県が主体事業として整備を進めてきた国道385号三橋大川バイパス(柳川市三橋町柳河-大川市大字下木佐木、総延長3・8キロ)が2月7日、全線開通した。
 地域高規格道路・有明海沿岸道路柳川西インターに近い柳川市東蒲池交差点から大川市下木佐木までの1・54キロの開通に伴うもの。同バイパスの開通によって、柳川市から佐賀県神埼市を経て、福岡市を結ぶ国道385号の市街地で唯一の未改良区間が改良することになる。
 2月7日には開通を記念する式典があり、小川洋知事は「南北幹線としての役割をこれ以上発揮することができ、生活の利便性向上、観光・産業振興に大きく貢献できるものと期待している」と話し、「有明海沿岸道路へのアクセスも容易となり、2017年度の柳川西-徳益間の開通を契機に福岡地域と有明沿岸地域を結ぶ時間距離が飛躍的に向上する」と話した。
 国道385号は、柳川市を起点に大川市から佐賀県神埼市、那珂川町を経て福岡市博多区に至る一般国道で、総延長は66・9キロ。三橋大川バイパスは、起点の柳川市三橋町柳河から大川市大字下木佐木の国道442号までの3・8キロ。狭隘区間が多いことなどから、道路を管理する県がバイパスを整備していた。