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国産初のジェット旅客機、北九州空港で飛行試験  三菱重工業    15年に初飛行計画


 三菱重工業株式会社(東京都港区、宮永俊一社長)は2月12日、国産初のジェット旅客機の開発計画、「MRJ」事業の方針を取りまとめ、北九州空港(北九州市小倉南区)で試験飛行を行うことを明らかにした。
 MRJは70席~90席クラスの次世代旅客機で、17年の量産開始に向けて開発計画が進められてきた。この度、フライト関連(飛行試験、駐機など)では名古屋空港をメインに、サブ拠点として北九州空港を活用する方針を固めた。生産拠点では名古屋空港に隣接する新工場を建設するほか、愛知、三重、神戸の5工場でユニットごとの開発を進めていく。完成前ながら、すでに325機の受注があり、初飛行は15年の計画となっている。
 この決定を受け、小川洋福岡県知事もコメントを発表し、「これまで航空産業振興会議などを通して地元空港の活用を呼びかけてきたが、この度の決定は北九州空港のポテンシャルの高さと地元の熱意が認められたからこそと考えている。将来新たな生産ラインの整備などが必要になる際は、是非とも北九州空港と周辺地域を活用してほしい」と期待を込めている。