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営業収益は2620億9400万円で過去最高を更新 イオン九州中間期
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週刊経済2024年10月23日発行号
最終利益は48・4%減の19億円
イオン九州㈱(福岡市博多区博多駅南2丁目、中川伊正社長)は10月9日、2025年2月期中間決算(連結)を発表。売上高にあたる営業収益は前年同期比3・9%増の2620億9400万円で過去最高を更新したものの、経常利益は同47・7%減の29億6100万円、中間純利益は同48・4%減の19億9500万円の増収減益だった。
都市型スーパー・マックスバリュエクスプレス、調剤薬局とスーパーマーケットの機能を融合したウェルシアプラスなど新規出店を加速させたことに加え、所得減税や物価高を意識した生活応援施策を打ち出したことが奏功し、過去最高を更新。一方、生産性向上を目指したDX、省力化、省エネ投資、人件費などの費用が増加したことで経常利益、中間純利益ともに減益となった。
通期の業績は営業収益が前期比4・6%増の5340億円、経常利益は0・6%増の106億円、当期純利益は27・4%減の51億円と当初の予想を据え置いた。