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商業地は上昇、住宅地は昨年並み  福岡県の地価調査    16年7月1日時点


 国土交通省が9月20日に発表した16年7月時点の都道府県地価調査によると福岡県の地価変動率は住宅地が0・0%、商業地が1・1%だった。
 福岡県内の890地点を対象に調査を実施。用途別の前年からの変動率と1平方mあたりの平均価格は、住宅地が0・0%の4万5800円。宅地見込地は2・4%下落して8300円。商業地は1・1%上昇の6万2800円。工業地は0・9%下落の1万1700円だった。商業地の変動率上昇について国土交通省は「福岡市を含む地方四市(札幌、仙台、広島、福岡)は全ての用途で三大都市圏を上回る上昇を示している。特に商業地ではインバウンドの増加を背景に店舗やホテルの需要が堅調で上昇基調を強めている」と話した。また、福岡市の地価の変動率と平均価格は住宅地が2・9%上昇の11万4100円、商業地は7・3%の上昇だった。