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商品単価下落で経常赤字に  ベスト電器    エコポイント商品は好調


 地場家電量販大手・株式会社ベスト電器(福岡市博多区千代6丁目、濱田孝社長)の2009年8月期中間連結決算は、売上高が1689億5800万円で前年同期比5・7%減、経常損益は4億6300万円(前年同期は5億7000万円の黒字)の赤字となった。当期純損益は19億8400万円(同3億1400万円の黒字)の赤字。
 当期は不採算の直営16店舗、FC3店舗の計19店舗を閉鎖し、新規では直営15店舗、FC8店舗の計23店舗を出店。エコポイント政策推進を背景に、薄型テレビおよび大型冷蔵庫など環境関連商品が好調に推移したものの、長引く景気低迷や長梅雨、豪雨による季節商品の低迷、他社との競争激化に伴う商品単価下落などの影響で予想以上に需要が伸び悩んだ。
 事業別内訳は家電小売業が売上高1397億1700万円で前期比16・5%減、家電卸売業が243億4300万円で同0・3%減、クレジット事業が信販会社との契約変更および改正貸金業法の影響で営業収益4億8600万円と同49%減、サービス事業は株式会社ビックカメラ店舗販売配達および取付設置工事の増加で売上高28億1600万円と同14・6%増となった。同社では今後もエコポイント商品の販売強化および株式会社ビックカメラとの提携強化、法人営業の強化、アウトレット事業など新たな需要の開拓を目指す。通期連結では売上高3504億円で前年同期比5・8%減、経常損益が3000万円、当期純損益は13億7000万円となる見通し。
 同社は1953年8月に設立。資本金は318億3200万円。現在、直営276店舗、FC292店舗の計568店舗を展開している。