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商品単価の低下、大豆値上がりで減収減益  オーケー食品工業    今期は黒字化見込む


 味付けあげ製造・販売のオーケー食品工業株式会社(朝倉市小田、東久保正興社長)の2014年3月期決算は、売上高が前年同期比0・7%減の85億5400万円で、経常損失が6200万円だった(前期は6100万円の利益)。
 大手コンビニチェーンや首都圏の小規模小売店の販路開拓に努め前期並みの販売数量を維持したが、商品単価の低下により減収となった。利益面では関東と関西地域の物流改善やIT活用による通信費などの経費削減、人員体制の改善に努めたが、円安の影響により原材料の大豆の価格が1億2000万円ほど値上がり、営業損失が4000万円(前期は9200万円の利益)となった。
 来期は、首都圏や地方中核都市を中心に販売先の拡大を図るほか、原材料高騰に伴う適正な商品価格への改定、外注業務の内製化によるコスト削減などを進めることで、売上高が前期比0・5%増の86億円、経常利益が2500万円の黒字化を見込んでいる。また昨年12月にイスラム教徒向けハラール認証を受けており、円安の影響で販売が伸びている海外輸出にも注力する方針。
 東久保社長は「消費税増税後の影響も少なく、前期から取り組んでいるコストカットも成果が出だし、今期の出足は堅調といえる。海外輸出もまだ総量は少ないが、その分伸びしろに期待している」と話している。