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品川区と都市連携でスタートアップイベント 福岡市


週刊経済2024年10月16日発行号

両都市3社ずつがピッチ開催

福岡市は10月29日、東京都品川区のスタートアップ企業を招いた都市連携イベントを初開催する。
両自治体は個別の協定等は結んでいないが、首都圏でスタートアップ企業を数多く輩出している品川区と、スタートアップ支援で全国的な知名度を持つ福岡市が連携することで、互いの強みを活かした支援策をそれぞれのスタートアップに提供し、支援の幅を広げることを目指す。会場は福岡市中央区大名のフクオカグロースネクスト。「(仮)各都市の特徴、スタートアップ支援の取組状況、今後の連携等」をテーマとした両自治体の代表者によるトークセッションが企画されているほか、両都市スタートアップによるピッチが開催される。
ピッチに登壇するスタートアップは、福岡市が自転車シェアリングサービスのチャリチャリ㈱(家本賢太郎社長)、農産物販売店展開のGG.SUPPLY㈱(國村隼太社長)、再エネ事業のTensor Energy㈱(堀ナナ社長)の3社。品川区からは、エンジニア人材サービスのファインディ㈱(山田裕一朗社長)、IoT在庫管理の㈱エスマット(林英俊社長)、㈱子どもを対象としたICT開発のスマートエデュケーション(池谷大吾社長)の3社。参加者は100人の予定で、参加者同士による交流会も予定している。