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名刺に排出権を付ける新事業を開始  ノコス    7月15日から


 カーボンオフセットに基づく排出権取引事業を展開する株式会社ノコス(福岡市博多区博多駅前3丁目、北御門隆裕社長)は7月15日から、名刺にCO2排出権クレジットを付加する事業を開始した。
 カーボンオフセットとは、削減努力の上でやむを得ず排出したCO2を別の場所での削減、吸収活動で得られた削減量で相殺する考えのこと。この考えに基づき京都議定書では、自国の削減努力だけでは目標を達成できない先進国が、排出権を購入し他国での削減プロジェクトに投資することで、他国での削減量を自国の削減量にカウントすることを認めている。この排出権を購入した証明をクレジットと呼ぶ。そのクレジットを利用した今回の事業名は「地球を救う名刺・減CO2(げんこつ)」で、名刺に同社が代理購入したCO2排出権クレジットを付加する。クレジットの販売価格は1t分の排出権あたり1万円で、名刺1枚に25g分の排出権を付加する場合、1枚あたり0・25円。名刺1枚あたりに付加されているCO2削減量を記載するとともに、名刺を渡す側、もしくは名刺を受け取る側の行動により排出されたCO2の一部をオフセットすることを名刺に記載する。
 北御門社長は「名刺は経営者やビジネスマンにとって欠かせないもの。身近なところからCO2削減に貢献するとともに、企業のイメージアップやCSRの一環としても役立ててほしい」と話している。
 同社は2009年5月設立、資本金は5百万円。従業員は1人。北御門社長は1957年1月20日生まれの53歳。佐賀県三養基郡みやき町出身。趣味は庭の手入れ。