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台風上陸が影響し10月は5・3%減  九州・沖縄地区百貨店売上高    7カ月連続マイナス


 日本百貨店協会に加盟する九州・沖縄の百貨店(15店舗)の2014年10月売上高は前年同月比5・3%減の239億6800万円(100万円以下は切り捨て)で、7カ月連続のマイナスとなった。
 10月前半の週末毎に台風18号と19号が上陸したことで、営業時間を短縮する店舗が出るなど、入店客数に大きな影響を受けた。下旬からは気温低下に伴い、主力の重衣料などの季節商材に動きが見られたほか、各店が集客や販促施策を積極展開したこともあり増勢に転じたが、前半の不振をカバーできなかった。主な商品別の売上高は衣料品が4・7%減の96億5200万円、身の回り品が5・5%減の27億6800万円、雑貨が5・1%減の34億200万円、家庭用品が7・4%減の14億5900万円、食料品が3・7%減の54億6800万円だった。

 福岡市内4百貨店はホークス優勝セールで2・1%増

 また、福岡市内百貨店4店舗の14年10月売上高は前年同月比2・1%増の156億2800万円で2カ月ぶりのプラスとなった。
福岡ソフトバンクホークスの優勝セールを全店舗で開催したため、全体的にプラスに転じた。主力の衣料品では、紳士服が3・7%増となったものの、婦人服が3・0%減だったため、衣料品全体でも0・7%の減収となった。このほか、円安などの影響で外国観光客の購入が目立った化粧品や美術、宝飾、貴金属が好調で、雑貨の全体をけん引した。家庭用品は高級家具などの消費増税前の駆け込み需要の反動が残っており、家具が8・1%減、家電が7・9%減と動きが鈍かった。食料品は優勝セールの開催で好調に推移し、生鮮食品、菓子、惣菜が増収だった。
 主な商品別の売上高は、衣料品が0・7%減の57億3700万円、身の回り品が6・6%増の28億8800万円、雑貨が6・7%増の23億4500万円、家庭用品が8・3%減の5億1000万円、食料品が3・7%増の33億600万円だった。
 主要都市の売り上げ状況は、東京が0・1%減、名古屋が2・7%減、大阪が0・4%増。