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台湾の資産運用会社、東京の投資会社など2社が進出 TEAM FUKUOKA
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週刊経済2025年6月18日発行号
進出企業は35社に
産学官で国際機能誘致を目指すTEAM FUKUOKA(チーム福岡。倉富純男会長)は6月6日、台湾の資産運用会社・CDIB社(郭大經CEO)と投資会社の㈱Power Angels(パワーエンジェル。福岡市博多区、山本敏行社長)の新たに2社の誘致決定を発表。累計の進出企業数は35社となった。
CDIB社は日本・台湾スタートアップへの投資や企業の海外進出等の支援を手掛けており、昨年8月に経済産業省も出資するクールジャパン機構と共に、「CDIBクロスボーダー・イノベーション・ファンド」を設立している。6月5日には、福岡オフィスを天神のワンビル内のCIC福岡に開設している。台湾の資産運用会社の進出は初の実績となる。パワーエンジェルはエンジェル投資の拡大、スタートアップ支援の強化を目指す投資会社で、東京に本社を置いていたが「金融・資産運用特区」の地域特例措置(ベンチャーファンドの出資要件緩和)の活用を視野に福岡へ本社移転。早速制度を活用し、「PAファンド1号」を開設している。ファンドサイズは1億円で運用期間は10年(延長の可能性有)。同特性措置を活用した全国初のファンドとなる。