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台湾、中国で食材加工工場を新増設  アトム    クールジャパン機構から約3億円出資


 食肉加工卸、飲食店事業を展開するアトム株式会社(福岡市東区松島5丁目、花田利喜社長)は台湾の食材加工工場を増設、中国に工場を新設する。
 事業は官民ファンドのクールジャパン機構(株式会社海外需要開拓支援機構)から約3億円の出資を受け、9月にシンガポールに設立した子会社「グローバル・ネクスト・アトム」が手掛ける。アトムは福岡市内のほか台湾、アメリカ、タイに工場を保有し、とんかつ、焼肉、ラーメン、居酒屋など日系外食企業の国内外の店舗に対して生鮮食材や熱加工食材を供給している。今回台湾・台北市近郊の工場を現在の約661平方mから約2・5倍に拡張移転する。移転先は検討中。更に中国に約2479平方mの工場を新設することで、現在中国・台湾で50店舗ほどの供給先を、今後5年間で200店舗に拡大することを目指す。中国工場は浙江省嘉興市に置き、17年前半の稼働を目指す。
 花田社長は「日系外食事業者の海外展開において、信頼できるサプライヤーの存在は不可欠。店舗に求められる品質や、さまざまな規格に対応する食材調達・加工のノウハウを生かして、アジアから展開を支援していきたい」と話している。
 同社は1985年10月設立。資本金6300万円。16年9月期の売上高見込みは60億円。従業員数はパート・アルバイト含む285人(16年4月末時点)。