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収益とも2年連続で2ケタ増の増収増益 新栄住宅 分譲戸数は80戸増の217戸
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福岡市中央区大名2丁目の地場大手マンション開発・新栄住宅株式会社(木庭義晶社長)の2013年9月期決算は、売上高が前期比35・8%増の59億8300万円、経常利益が同12・5%増の5億1300万円で収益とも2期連続で2ケタ増の増収増益だった。
分譲マンションの販売戸数は前期に比べて80戸多い217戸で、そのうち189戸が新規分譲。アイランドシティなどの一部土地売却もあり、分譲事業の売上高は同41・7%増の52億5100万円だった。賃貸事業の家賃・地代収入は同4・4%増の7億100万円。流通事業の手数料収入は同33・3%増の3000万円で、主要3事業で前年度を上回った。利益面では販売戸数の増加で広告費などの販管費が増え、貸倒引当金や賞与及び退職給与引当金を計上するなど費用が増加したが、2けた台の伸びを示した。
今期は熊本市中央区千葉城町の分譲マンション(73戸)など新築物件243戸のうち、すでに74%に当たる180戸が契約。賃貸事業では今年3月に福岡市南区向野のファミリータイプ49戸の賃貸マンション取得に続き、来年3月に収益物件の取得を計画。また、関連会社・新栄総合管理が展開するマンション管理では、来年4月には管理戸数6000戸に達する見込み。リフォーム受注を含め、仲介事業の売上拡大を図る方針。今期売上高は70億円、経常利益は8億円を見込んでいる。
また、次期プロジェクトとしては、福岡市東区名島や筑紫野市で新規マンション分譲を計画している。