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双十節、故宮特別展記念祝賀会に1000人  台北駐福岡経済文化弁事処    昨年比300人増


 台湾の総領事館に相当する台北駐福岡経済文化弁事処主催の双十節(中華民国建国103周年)を祝う祝賀会が10月7日、福岡市博多区のグランド・ハイアット・福岡であり、昨年より300人多い1000人が参加した盛大な祝賀会となった。
 祝賀会は台湾出身の華僑でつくる福岡県中華総会(呉坤忠会長)との共催で毎年開かれているもので、今年は太宰府市の九州国立博物館で開幕した「台北国立故宮博物院都別展」の祝賀会を兼ねての開催となった。会場には九州・山口各県の政財界、教育関係者、友好団体、台湾からは李淑珍・行政院長夫人など有力者が出席した。
 戎処長は「福岡に着任して1年半。この間、九州・山口各県を20回以上、訪れ、皆さんと交流を深めてきた」と就任から今日までを振り返った後、「今回は建国103周年と国立故宮博物院特別展のお祝いも兼ねた祝賀会。多くの方々に出席いただき、心から感謝する。東京に次ぎ九州で故宮特別展が開催できたことは九州と台湾との長年の信頼関係によるもの。これを機に観光、文化、教育の分野で交流を深めていきたい。東京を上回る50万人の来場を実現させたい」と特別展の成功に強い意気込みを見せた。また、戎処長は、台湾人観光客の九州への訪日観光客拡大についても触れ、「九州を訪れる台湾人は16万9000人。北海道、沖縄と比べて少ないのが現状。国際旅行博覧会によるPRやLCCの就航、台湾版オルレの実現にぜひ取り組んでほしい」と提言した。
 来賓あいさつでは、李淑珍・行政院院長夫人や馮明珠・国立故宮博物院院長、亜東関係協会の李嘉進会長ら台湾から訪れた代表団トップが祝辞を述べたほか、日本側からは台湾との友好関係が深い大分県選出の衛藤征士郎衆院議員がお祝いの言葉を述べた。衛藤氏は早稲田大学時代から中華民国との関わりが深かったエピソードを紹介しながら、「台湾・中華民国は自由、人権、法治を旨とした民主主義国家であり、真の政治大国。東アジアの安定と平和のために友好関係をより深めていかなければいけない」などとあいさつした。
 祝賀会は福岡県議会の加地邦雄議長の乾杯あいさつで、祝宴に移り、さまざまなアトラクションが披露される会場内では出席者同士が名刺交換や談笑する光景が見られた。