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原発向け受注繰り延べで売上高下方修正 岡野バルブ製造 東電賠償金増で経常益は上方修正
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発電所用バルブ製造の岡野バルブ製造株式会社(北九州市門司区中野、岡野正紀社長)は12月20日、16年11月期決算の業績予想を修正した。
東通原子力発電所や柏崎刈羽原子力発電所向けの売り上げ予定案件が一部来期に繰り延べとなることが明確になり、本決算直前に修正を発表。売上高は前回発表予想から2・6%減の75億円、営業利益は同予想から9・6%減の1億1300万円となる一方、経常利益は同予想から21・7%増の4億2000万円を見込む。福島第一原子力発電所に伴う東京電力ホールディングス株式会社からの賠償金が当初予定から増加したため、営業外収益が底上げされた形。当期純利益は同予想から0・4%増の2億2600万円を見込む。今回の修正予想による前期決算との比較では減収減益となる見通し。