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原材料高騰で増収減益  岡野バルブ製造   東アジアの電源開発受注で売上2ケタ増


 プラント製品製造の岡野バルブ製造株式会社(北九州市八幡西区、岡野正敏社長)の09年11月期中間期(08年12月~09年5月)決算は、売上高63億5100万円で前年同期比10・9%増、経常利益は9億6400万円で同5・7%減の増収減益となった。
 売り上げ面では、東アジアの電源開発の受注で堅調に推移し、中国の洛陽火力発電所などの大型案件や、台湾向けの中規模案件などが売り上げをけん引した。利益面では、工場稼働率の増加と効率化で予想以上の利益を確保できたものの、原材料の高騰で原価率が上昇し減益となった。営業利益は9億2100万円で9・3%減。中間純利益は5億8300万円で同1・1%減。通期では、売上高は128億3000万円で前期比4・0%増、経常利益は17億7000万円で10・9%増を見込んでいる。