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博多駅筑紫口の8階建て新本社ビル完成移転 福さ屋 1階店舗、3~8階テナントに
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辛子明太子メーカー、飲食店経営の福さ屋株式会社(福岡市博多区博多駅南1丁目、佐々木吉夫社長)は、同区博多駅中央街に建設していた地上8階、地下2階建て店舗兼新本社ビルがこのほど完成し、6月23日付で移転オープンした。
場所は、通称「竹下通り」沿いの博多駅筑紫口エリアで、店舗の利便性向上と宣伝効果を狙う。同ビルは敷地面積746平方m、建築面積630平方m、延べ床面積6220平方m。1階が辛子明太子直売店、福岡銀行ATM店舗、2階が本社事務所。3階から8階まではオフィスとして貸し出し、地下1・2階は30台収容の駐車場。佐々木社長は「新幹線工事に伴い、同社が運営する駅構内の量販店や飲食店もリニューアルした。本社ビルも含め新駅ビルに見劣りしないデザインにした」と話している。
同社は1978年5月設立。資本金1200万円。出先に東京・大阪・北九州・福岡・博多支店、清水工場、直営店4店舗を置く。従業員は64人。佐々木社長は北海道礼文郡出身。1933年9月27日生まれの74歳。中央大学法学部卒。趣味は旅行、ゴルフ、読書、ドラム演奏。