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博多駅構内にカフェ併設の土産店  山口油屋福太郎    観光客向けに


 明太子メーカー、外食資材卸業の株式会社山口油屋福太郎(福岡市南区五十川1丁目、山口毅社長)は11月30日、博多駅の商業施設「博多デイトス」に、カフェ併設の土産店を出店した。
 観光客向けに出店したもので、今年8月に自社飲食ビル「天神テルラ」(中央区天神1丁目)に辛子明太子や明太せんべい「めんべい」などを提供するカフェを併設した土産店を出店したところ「好調だった」(同社)ため、2号店を出店した。店舗名は「福太郎博多デイトス店」。カフェスペースでは「福太郎の博多茶漬け膳」(茶漬け、鯛のゴマだれ和え、明太子、和え物付)などを提供。物販スペースでは、瓶入り明太「THE MENTAI」12種類や、箱入り明太(100g、1050円~)、めんべい各種、とんこつ生らーめん、辛子高菜などを販売する。平均客単価は1500円~3000円。同社では「思い切り明太子を食べる店が少ない。めんべいなどの試食も充実。土産にプレゼントに最適な商品を揃えている」と語った。
 同社は1909年3月創業、55年1月設立。資本金は1000万円。出先は飲食ビル「天神テルラ」、直営店、和食店、温浴施設。山口社長は福岡市早良区出身、36年2月23日生まれの77歳、趣味は8ミリカメラ。