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博多駅地下通路と地下送迎場を供用開始  福岡市とJR九州    総事業費38億円を折半


 福岡市とJR九州(九州旅客鉄道株式会社、唐池恒二社長)は10月31日、はかた駅前通り地下通路と博多駅地下送迎場の供用を始めた。総事業費は約38億円。
 はかた駅前通り地下通路は博多駅の新地下街(地下1階)からはかた駅前通り方面への地下通路。幅員6メートル以上。住吉通り側に設置されるエスカレーターは12月に供用開始予定。利用時間は午前5時15分~0時25分。
 博多駅地下送迎場は博多口駅前広場地下2階で、送迎用の降車スペースや駅利用者の駐車場、タクシー乗り場などを設けた。出入り口ははかた駅前通りの博多駅前2丁目交差点付近。延長は約172m、幅員は単路部3・75m、相互通行部は6・50m。利用時間は午前5時15分~0時25分。駐車場は収容台数46台。料金は最初の1時間が5百円(うち最初の20分間無料)、以後30分ごとに250円。
 工事は09年9月事業着手。事業費は福岡市とJR九州が折半した。10月31日の開業記念式典には渡邊正光副市長やJR九州の渡邊晴一朗代表取締役専務ら44人が出席しテープカットを行った。