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博多駅地下街に案内マップ新設 博多ステーションビル 来年2月にはエスカレーター稼働予定
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株式会社博多ステーションビル(福岡市博多区博多駅中央街、加藤正二社長)は12月上旬、博多駅地下街の福岡市営地下鉄博多駅コンコース手前の壁面に横幅約5・4メートル、高さ約2・5mの博多駅地下街案内マップを設置する。
案内マップは右から約3mを地下街のテナント案内スペース、残り約2・4mをB1サイズの大判ポスターが3枚程度掲示できるスペースになっている。テナント案内は地下街の地図と、地下街のテナント24店舗をファッション、ライフ、グルメの3ジャンルに分類して表示。各テナントの表示は電照式になっており、店舗風景や提供する料理の写真を内側から照らしている。色での区分や明るさを工夫することで、視覚的に目立ち、かつ分かりやすいテナント案内を目指した。また掲示スペースには随時各テナントのセール情報や、博多1番街、マイングを含めた共同キャンペーンやイベントなど、地下街の情報発信に活用する。
博多駅地下街は11月23日にも博多駅博多口駅前広場からの階段途中の下り壁面に縦約1・4m、横約4・5mの新たな地下誘導サイン板を設置。博多駅地下街と博多1番街の方向関係を表示しており、駅前広場から階段で降りる際、一目で地下街のつながりが分かるよう工夫した。
また来年2月中旬には地下街から三井ビルに向かう通路途中にある階段に新設したエスカレーターの稼働を予定している。エスカレーターは現在工事の最終段階。
こうした取り組みについて加藤社長は「3月の駅ビルと新幹線全線開業以降、人の往来が増え、集客の動線は強化されたものの、歩行移動の通路として利用される面もある地下街を、利用する人が足を止め、店舗に立ち寄る起因となるような場所、“街(まち)”として魅力づくりの一環」とコメントしている。

