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博多駅交通センターにうどん店を出店  博多いもっ子屋    11月上旬オープン


 弁当や和菓子を製造販売する株式会社博多いもっ子屋(福岡市南区大楠1丁目、松尾好幸社長)は、11月上旬、博多駅交通センター1階にうどん店「筑後うどん 八媛(やひめ)」を出店する。同社がうどん店を出店するのは初めて。
 同社によると、現在、交通センターに入居している他社のうどん店の契約が10月末で終了するのに伴い新規事業として開始する。11月1日から始める内装工事が完了次第オープンする。店舗面積は約13平方m。立ち食い形式でカウンターは12人まで収容。営業時間は未定だが、朝食セットやうどんメニュー、ビールなどのアルコール類を提供する計画。また同社が製造販売するおにぎり、鶏めし、寿司などもサイドメニューとして販売する。ターゲットは近隣の会社員やバスの利用者などで、客単価は5百円を見込む。初年度売り上げ目標は3千万円。従業員数は5人を予定している。松尾社長は「現在商品を開発中で、細麺にする計画。価格は280円、380円、430円など低価格に設定し、気軽に足を運んでいただける店にしたい」と話している。
 同社は2000年5月12日設立。資本金3百万円。従業員数は百人(パートアルバイト含む)。10年3月期売上高は5%増の6億3千万円。弁当や和菓子を販売する「博多いもっ子屋」や、日本料理「はなぞの」、ちゃんぽん店「筑後ちゃんぽん 八媛」を経営している。松尾社長は筑後市出身。1945年4月16日生まれの65歳。九州産業大学卒。趣味はゴルフ。