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博多名物の一口餃子を商品化 八洋食品


週刊経済2021年6月29日発行

32個入り600円

餃子など冷蔵・冷凍調理食品製造の八洋食品㈱(糟屋郡新宮町上府北4丁目、川添修三社長)は、一般市販用チルドの新商品として「博多名物!屋台ひとくち餃子」を6月1日に発売した。
これは毎年春と秋に発売する新商品とは別に、ご当地提案として量販店が餃子フェアなどの企画に導入しやすい商品として、辛子明太子やもつ鍋、ラーメンなどとともに博多名物として知られる「一口餃子」を商品化したもの。「一口ながら国産豚肉・鶏肉の食感とうま味をギュッと閉じ込めた」(同社)肉餃子は、1個11gが32個入り(16個×2パック)と大容量で、容器には化粧箱を採用し高付加価値を演出した。希望小売価格は600円。九州・福岡の名物として全国の量販店で販売する。同社では「食欲が増す夏場にご飯はもちろん、酒のお供に相性抜群」と話している。
同社は1963年4月創業・設立。資本金8400万円。従業員280人。市販用チルド餃子の西日本トップメーカーで、外食産業や量販店内デリカ向けの業務用冷凍餃子製造も柱に成長。関連会社6社と八洋グループを形成。