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博多区西月隈4丁目に野球練習場  エイコージャパン    敷地面積は1400平方m


 水産加工卸業の有限会社エイコージャパン(福岡市南区井尻5丁目、永井龍一社長)は、8月1日付で同市博多区西月隈4丁目に野球練習場を開設した。
 運営する中学生野球チーム「福岡井尻ボーイズ」(会長は永井社長が兼務)の練習場とする。そのほか子供向け野球教室の実施や、プロ・社会人など野球選手の練習場として運営事業を開始する。敷地面積は1400平方m。ブルペン2カ所、バッティングゲージ、ピッチングマウンドを設置し、ナイター設備を備えている。初期投資額は2000万円。施設名は「FIBベースボールアカデミー練習場」。利用料は1団体当たり1時間3000円。
 福岡井尻ボーイズは、元プロ野球選手でダイエーホークスのクリーンナップを務めた吉永幸一郎氏を監督に招き、14年2月に開設。所属リーグは公益財団法人日本少年野球連盟福岡県南支部。特別臨時コーチに元千葉ロッテマリーンズの小林亮寛投手が所属するなどコーチ2人体制。現在選手を募集している。

 元プロ野球選手・吉永氏招き子供向け野球教室

 また、同月中に子供向け野球指導教室(事務局・本社同所)を開校する。
 同練習場と福岡井尻ボーイズの監督・コーチ陣を活用し、幼児から中学生を対象に指導する。プロ野球OBの指導で、将来のプロ・社会人野球選手や福岡井尻ボーイズ選手などの育成を目的に開校する。スクール名は「FIBベースボールアカデミー」。受講時間は月4回(1回50~80分)から12回。受講料は年齢やコースに応じて変動があり、未就学児は5000円~(税別)、小学生は7000円~、中学生は1万5000円~。そのほか入学金1万円などが発生する。
 同教室の運営会社として7月1日付で、関連会社・株式会社Nプロジェクト(同)を新設。永井敦子エイコージャパン取締役が社長を務める。資本金は300万円。従業員は6人。
 永井龍一社長は「幼少期は、野球の基礎を学ぶのに大切な時期。元プロが、技術だけでなく、体力や精神力など将来輝くための土台づくりを指導する。年齢に応じた英才教育をしたい」と話している。
 同社は2004年設立、資本金は300万円、2013年8月期売上高は10億円、従業員は6人。