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博多区築港本町に調理施設を移転 楽天地


週刊経済2021年5月11日発行

生産能力は3倍に

福岡市を中心にもつ鍋専門店を運営する㈲楽天地(福岡市中央区天神1丁目、水谷崇社長)は9月をめどに、同区警固2丁目のセントラルキッチンを同市博多区築港本町に移転する。
セントラルキッチン開設時の2017年と比べ通販の売り上げは約7・5倍となり好調で、店舗数も7店増加したため生産量拡大を図る。場所は福岡国際センター南西側のポートハイツ築港本町団地1階。延床面積は3倍の400㎡。同所では店舗で使用するもつの下処理やカッティングのほか、土産用のもつ鍋セットの包装、さらに新商品の開発やテストキッチンなどの機能を担う。生産能力は包装作業を機械化したこともあり、約3倍に拡大する。
水谷社長は「将来的にはもつ鍋セットだけで年間10億円分の出荷を目指す」と話している。
同社は1977年創業、84年設立。資本金1千万円。従業員100人(アルバイト等含む)。決算期は2月。