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博多区博多駅東3丁目に翻訳事業の支社開設  東京都のアラヤ    国内は3カ所目


 翻訳事業、取扱説明書制作のアラヤ株式会社(東京都目黒区中目黒1丁目、中嶌重富社長)は、1月18日、福岡市博多区博多駅東3丁目に福岡支社を開設した。国内の拠点開設は、東京、大阪に次ぐ3カ所目。
 アジア諸国に近い福岡に拠点を開設して地域密着型のサービスを提供する。場所は、瑞穂交差点そば「瑞穂公園」東側、「アバンダント95ビル」8F。フロア面積約122平方m。支社長は中嶌重富社長が兼務する。当初は支社長含む2人でスタートするが、事務所は13人まで収容可能で、半年以内に10人増員する予定。中嶌支社長は東京都出身、1947月11月22日生まれの61歳、趣味は外国語の勉強。同社では「九州は、東アジア諸国との距離が近く、輸出産業が盛んな地域。その一方で、本格的な翻訳会社が少なく、地元企業が、海外との取引に伴う外国語資料の作成や、多言語翻訳を東京の会社に発注している。拠点開設で直接対応できる体制を整えて、原稿作成から翻訳、編集まで、細かいニーズに素早く応えていきたい」と話している。
 同社は2004年4月設立、資本金5930万円、従業員数85人、売上高12億5000万円(08年12月期)。世界約50か国、400人を超える翻訳者のネットワークを駆使する。家電メーカーなど輸出企業との直接取引で、ドイツ、中国・大連、香港を拠点に、海外市場にも積極的に進出している。