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博多区博多駅前3丁目に本社移転  九州テクノシェア    5年後をめどに年商3億円目指す


 人材派遣業の九州スタッフ株式会社の子会社で、システム開発やIT技術者の派遣を手掛ける九州テクノシェア株式会社(北九州市八幡西区折尾1丁目、大霜洋社長)は5月1日、福岡市博多区博多駅前3丁目の日本生命博多駅前ビル7階にある九州スタッフ本社内に本社を移転した。
 昨年11月に九州スタッフが拡張移転しており、IT技術者の需要が回復する中、大手企業や地場企業など、新しい顧客獲得を目指し北九州から移転したもの。今後は同業他社のM&Aなども視野に入れて、組織を再構築するとともに、東京にも進出し、5年後をめどに倍増となる年商3億円を目指す。場所は住吉通り沿い、博多駅博多口から南西に徒歩約3分。オフィス面積は、九州スタッフ約215平方mのうち約17平方m。九州スタッフ社長でもある大霜社長は「ITバブル崩壊と言われていたが、今年初めから回復している。2社が互いに切磋琢磨し業績向上を図っていきたい」と話している。
 同社は2006年に九州スタッフIT事業部としてソフト開発事業を開始。08年4月に分社化、設立。現在、大手システム会社の現地法人などにIT技術者を派遣している。システム開発の請負は顧客のニーズに対応。資本金950万円。従業員は13人。大霜社長は大分県中津市出身、1943年8月10日生まれの70歳。北九州市立大学商学部卒。趣味は読書、健康づくり。