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博多区住吉4丁目に宿泊施設 フェニックス・アール・イー


週刊経済2024年12月25日発行号

全3部屋

不動産売買のフェニックス・アール・イー㈱(福岡市中央区平尾1丁目、境和明社長)は12月1日、同市博多区住吉4丁目に3階建ての宿泊施設をオープンした。

名称は「縁祇-ENGI-」。場所は住吉神社南側。全3部屋で居室面積は約40㎡。ファミリー、カップル、少人数の旅行客をターゲットに、「日本文化の畳、障子、座布団を使い、和のテイストや木のぬくもりを感じるような部屋作り」(境社長)をした。1部屋5人まで宿泊可能で料金は平日1泊2万円(税込み)~、日祝3万円(同)~。チェックインは午後4時~同10時、チェックアウトは午前5時~同11時。

境社長は「博多駅に近く、古き良き街並みが残る住吉エリアは神社を中心に神を祭る縁起の良い場所。日本の方は懐かしい気分になり、外国の方は日本文化に触れることが出来るので、満足度は高いと思う。口コミで広がれば宿泊者は増えると予想している」と話している。

同社は2009年10月設立。資本金1千万円。従業員数は15人(アルバイト5人)。23年9月期売上高は13億円(グループ)。唐津、東唐津、湯布院で宿泊施設4棟、民泊を含め9棟運営している。