NEWS
- 地域
博多区住吉に9月に九州初のショールーム 愛知県のオリバー 開設に伴い福岡支店を拡張移転
Tag:
業務用家具メーカー大手の株式会社オリバー(愛知県岡崎市、大川博美社長)は9月29日、博多区博多駅前2丁目から同区住吉4丁目に福岡支店を拡張移転し、全国5カ所目となるショールームを開設する。
ショールーム開設で、実際に家具に触れてもらうことで同社商品の良さを分かってもらい、より身近に感じてもらうことが狙い。同支店では開設を機に、2013年度12億円だった支店の売上高を、17年度をめどにその1・5倍となる18億円まで伸ばす計画。同支店含む「オリバー福岡ショールーム」は住吉公園北側にある博多エイトビル1階。床面積は支店事務所含めて約330平方m。「図書館」と「広場」をコンセプトに店内の約100点の家具やインテリアを活用しながら顧客と一緒に空間のイメージできるようにしている。主にベンチやイス、ソファを中心に設置する。
同支店ではショールームを活用した展示会も開催。その第一弾として9月10日から12日まで販売店やユーザーを対象に全社的に注力する医療福祉用家具の展示会を開催。イスなどの家具、インテリアを医療福祉に生かす方法や将来の医療福祉施設の在り方などのセミナーも併催する。有賀克福岡支店長は「高齢化社会において、医療福祉家具が注目を集めているいま、展示会でオリバーらしい商品を紹介し、成約率を上げていきたい」と抱負を語った。
同社は名古屋証券取引所・市場第二部上場。資本金63億6249万円。13年10月期の売上高は約212億円。有賀克福岡支店長は豊前市出身。1965年9月24日生まれの48歳。福岡大学経済学部卒。趣味は小旅行。