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南区寺塚の長住店をリニューアル 　ヒル・トップフードシステム　　　 初月は前年同月比２０％増目指す

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　ラーメン店「博多金龍」を展開するヒル・トップフードシステム株式会社（福岡市博多区博多駅前、吉田稔社長）は９月１８日、同市南区寺塚の「博多金龍　長住店」をリニューアルオープンした。
　場所は、野間大池南西の大池通り長住２丁目交差点そば。同社は新ＶＩ（ビジュアルアイデンティティ）の店舗改装を積極的に進めており、外装はじめ内装も既存のイメージカラーの黄色から赤に変更した。また同社の特徴である漫画本は、これまでの約５百冊増の３千冊を揃えるなど充実させた。店舗面積は１３２平方m、駐車場は２０台収容可能。店舗構成はカウンター１２席、テーブル席４０席の計５６席。メニューはとんこつラーメンなどのほか、餃子、チャーハン、カレーライスなどを提供する。客単価は６百円を見込み、初月は前年同月比２０％増を目指す。営業時間は午前１１時から午前２時までで、年中無休。従業員数は２０人。

　関東への出店を計画

　また同社は、今期３店舗の新規出店と３店舗のリニューアルを計画している。直近では、１２月に兵庫県加古川市の商業施設内に新店舗出店が決定しているほか、今後は埼玉、神奈川県、千葉県などを候補に関東への初出店も検討している。同社では「既存店のリニューアルも落ち着き、今期は新規出店にも注力する。計画している関東圏の一号店は、郊外でファミリー層をターゲットにできる場所に出店したい」と話している。
　同社は９４年１２月設立。資本金３千万円。従業員数５６８人（アルバイト・パート含む）。１０年９月期売上高は約２２億円。「博多金龍」を九州・中国地区と、愛知県岡崎市などに４９店舗展開している。