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協和ビジネスからビルサービス事業を承継 西鉄ビルマネージメントとスピナ 警備・美装・防疫
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西日本鉄道株式会社子会社で総合ビルサービス業の西鉄ビルマネージメント株式会社(福岡市中央区今泉1丁目、藤井修一社長)と北九州都市圏を地盤にスーパーマーケット事業や貸ビル・ビル総合管理業などを手がける株式会社スピナ(北九州市八幡東区平野2丁目、松永大治郎社長)は、2月29日付で三菱化学株式会社の子会社で機械販売・リース会社の株式会社協和ビジネス(同市八幡西区西曲里町、辻道明社長)から北九州地区で展開するビルサービス事業(警備・美装・防疫事業)を承継し、3月1日から営業を開始した。
スピナは昨年3月に協和ビジネスからスーパーマーケット事業(「スーパー協和」3店舗)を譲り受けており、経営資源をさらに本業に集中させたい協和ビジネスとビルサービス事業を強化したい西鉄グループの思惑が一致した。西鉄ビルマネージメントが機械警備や施設警備などの「警備事業」を承継し、従来直営店がない北九州地区での事業拡大を図る。ビル清掃など「美装事業」と、害虫駆除など「防疫事業」は北九州地区で同事業を展開するスピナが承継し、同事業の強化を図るとともにさらに高品質のサービスを目指すという。
西鉄ビルマネージメントは1987(昭和62)年9月設立。資本金5500万円。ビルの警備、設備管理、清掃衛生管理、施設運営管理、駐車場管理、 廃棄物処理などを手がけ、06年度営業収益は52億2600万円。スピナは52年9月設立。資本金4億8000万円。もともと新日鉄の子会社だったが、06年3月西鉄が株式90%を新日鉄から取得し子会社化。スーパーマーケットのほか、貸ビル・ビル総合管理業、旅客自動車運送事業、緑化事業など多角的に経営。従業員は541人。06年度売上高は227億1300万円。