NEWS

  • 地域

医療関連IT製品の展示場刷新  山下医科器械    新規開業医の支援に注力


 東証1部上場の医療機器商社、山下医科器械株式会社(福岡市中央区渡辺通3丁目、山下尚登社長)は11月11日、事業開発部が運営する医療関連IT製品の展示場、メディプラザ福岡(博多区博多駅東1丁目)のホームページをリニューアルした。
 九州の医師を対象に医療機器を中心としたサービスやシステムなどのトータル支援に注力する一環で、2010年4月に医療関連のIT製品を医師に直接体験してもらうために開設した同展示場のホームページを刷新したもの。旧ホームページでは、福岡や東京、大阪の3つの展示場の総合サイトだったが、各拠点で展示する機種が異なるため検索しにくく、分かりにくいという声があった。今回、売り上げの8割を占める九州をテリトリーとする同展示場のみに特化した情報を掲載し、製品やサービスなどの検索を分かりやすくした。動画投稿サイトのユーチューブチャンネルと連動した電子カルテなどのシステム説明や新規開業医をサポートするためのコーナーも設けた。宮崎智明事業開発部課長は「展示場に来場される方の約半分が新規開業医。医療機関の経営効率化や医療情報システム導入などの提案をより強化していく」と話している。
 メディプラザ福岡は2010年4月に、医業コンサルティング業のメディキャスト株式会社(大阪府豊中市)から同社が運営事業を買収し運営開始した。スタッフ数5人。電子カルテを中心とした医療IT製品の展示場。同展示場では、九州・沖縄を中心に山口、広島や四国各県のエリアを担当している。