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北九銀保証付きの私募債1億円を発行  東京都のユーティライズ    18年2月期中に33店出店を計画


 レンタルコンテナ、トランクルーム事業の株式会社ユーティライズ(東京都千代田区、甲斐田啓二社長)は12月28日、北九州銀行保証付き私募債1億円を発行した。
 マンション住まいや単身世帯の多い都心部でのトランクルーム市場の需要拡大に伴い、事業展開の加速を図る目的で発行した。期間は5年。「.R(ドッとあーる)コンテナ」の屋号で、九州、東海、関東の人口密集エリアの幹線道路沿い中心に292店、約1万3000室を展開しており、既存店舗の稼働率は85%。今後、2018年2月期中に33店舗の出店、3年後の500店出店を目指す。
 同社は1999年4月、福岡市で株式会社ハローコンテナの社名で設立。2004年10月株式会社コマーシャル・コンテナ、06年10月現社名に商号変更。同年東京都に本社を移転後も福岡支店(福岡市博多区博多駅前4丁目)に本部機能を残している。資本金1000万円。2017年2月期売上高見込みは13億4000万円。従業員26人。甲斐田社長は「M&Aや法人専用の高級トランクルーム開設なども検討している」と話している。