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北九州都市高速道でETCサービス開始  福岡北九州高速道路公社    11月1日から


 福岡北九州高速道路公社(福岡市東区東浜2丁目、田中康順理事長)が昨年10月から工事を進めていた北九州都市高速道路のETC(ノンストップ自動料金支払いシステム)の導入がこのほど完了し、11月1日からサービスを開始する。
 これまで北九州都市高速道路では、ETCの利用は九州自動車道との合併料金所である馬場山、門司、金剛の料金所のみに限られていた。今回の導入で全料金所にETCを導入する。ETCを利用すると、土曜割引(10%)、日祝祭日割引(10%)、夜間早朝割引(10%)、コーポレートカード割引(コーポレートカードが必要・月間利用額に応じてキャーンペーン期間中は最大22%)などが受けられる。戸畑(2号線)―枝光(5号線)間は、90分以内であれば乗り継ぎ無料。すでに福岡都市高速道路では全料金所で06年4月にETCを導入しており、現在利用率は65%(9月現在)。なお、福岡都市高速道路同様、北九州都市高速道路でもETC導入後は回数券を廃止する。販売終了は09年7月31日、利用終了は10年7月31日。同公社では「渋滞の緩和や手間が省略できるなど利便性向上につながる。排気ガス量、騒音が減少できるなど環境面にも優しい」と話している。