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北九州空港3階にレストラン 新九協同


週刊経済2025年4月23日発行号

立ち飲みバーも併設

飲食業、移動販売などを手掛ける新九協同㈱(北九州市戸畑区千防2丁目、濱田龍介社長)は3月16日、北九州空港(同市小倉南区空港北町)ターミナルビル3階にレストランをオープンした。

名称は「Mt.SARAKURA 天宮 SKY LOUNGE」。店舗面積は約240㎡。メニューはご当地グルメの「焼きカレー」をはじめ、定食やパスタのほか、空港にちなんだ「アテンション・プリン」などをそろえる。併設する角打ちバー「青龍窟(せいりゅうくつ)」では、地元の日本酒を飲み比べできるセットを提供。ウイスキー「角瓶(復刻版)」のキープボトルもできる。平均客単価は1200円。スタッフは11人。営業時間は午前11時~午後9時。濱田社長は「『機内までのおもてなし』をコンセプトに、スタッフはキャビンアテンダントをイメージした装いで接客する。場所に焦点を合わせたブランディングで価値を高めていく」と話している。

同社は2011年9月設立。資本金500万円。従業員53人(パート・アルバイト含む)。24年8月期売上高見込みは1億6千万円。移動販売のカレー専門店「瑠璃ズキッチン」、皿倉山展望台レストラン「天宮(てんきゅう)」などを展開している。