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北九州市若松区に超伝導コイル用導体の工場建設 　東京都の新日鉄エンジニアリング　　　 完成は１１月

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　新日鉄グループで製鉄プラント事業などを展開する新日鉄エンジニアリング株式会社（東京都千代田区大手町２丁目、羽矢惇社長）は、北九州市若松区大字安瀬に超伝導コイル用導体の工場を建設している。完成は１１月。
　国際熱核融合実験炉（ＩＴＥＲ）計画の一環で、超伝導線を束ねた撚線をステンレス保護管で覆う製品。場所は新日本製鐵八幡製鐵所保有地内。敷地面積は２万平方m、平屋建てで延べ床面積は約８０００平方m。従業員は４０人体制となる。同社は０６年７月設立、資本金１５０億円、従業員数３３６７人、０８年３月期売上高３５９８億円（連結）。