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北九州市戸畑区に本社機能を移転 ゼンリン 一部はリバーウォークに
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住宅地図メーカーの株式会社ゼンリン(北九州市小倉北区室町1丁目、高山善司社長)は5月12日、本社機能を同市戸畑区の自社ビルに移転した。
本社のあるリバーウォーク北九州の12~13階に入居していた総務人事本部、監査室、社長室、研究開発室、コーポレート本部が、地図の研究や生産開発を手掛けるゼンリンテクノセンター新館(同区仲原新町)隣に増築した6階建てビルに集約。間接業務や拠点間の移動による時間コストを削減し、業務効率化を図る。同社では「自家発電装置を設置するなど、自然災害へ備えた」とコメントしている。また、総務人事本部の一部と古地図を閲覧できるゼンリン地図の資料館はリバーウォーク14階に残る。ゼンリンテクノセンター別館(同所)の老朽化に伴い建て替えが必要だったことから同センターを取り壊し、新館に隣接する形で移転先の社屋を増改築し、7月の工事完了を予定している。
同社は1961年4月設立、資本金65億5764万円、2014年3月期の売上高は535億8900万円、従業員2022人。