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北九州市小倉南区に配電資材などの新工場 東京のネグロス電工
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週刊経済2025年5月7・14日発行号
総投資額は約100億円
電気、空調衛生資材の製造、販売などのネグロス電工㈱(東京都江東区、菅谷三樹生社長)は、北九州市小倉南区曽根北町に電設資材製造の新工場「北九州商品センター」を建設する。今年9月に着工し、2027年3月に完成予定。総投資額は約100億円。
半導体やEV関連など設備投資が進む九州地方で電気設備資材の需要拡大を見込み、2月17日に北九州市と立地協定を結んだ。場所は「JR下曽根駅」北東側。敷地面積は1万5千㎡で、建築面積は1万486㎡。建物は鉄骨造り2階建てで延べ床面積は2万103㎡。主力製品である、ケーブルをまとめて配線する「ケーブルラック」や、照明器具への給電、支持材の「レースウェイ」などを製造する。現地採用などで30人の雇用を計画している。
同社では「地元経済の発展や九州地方の活性化にも貢献したい」と話している。
同社は1953年10月設立。資本金1億円。2025年3月期売上高は595億円。従業員数1570人(25年4月時点)。